2009-02-01から1日間の記事一覧

チェコ・チェスキークルムロフ市壁

チェコ南部の小さな街チェスキークロムロフは、蛇行した河に囲まれた旧市街全体が中世の姿そのままで残り、世界遺産に指定されている。重火器が戦争の主役になる前の市壁の姿を留めているが、残存部分はわずか。上:街の全景 中上:市門 中下:外城壁 下:市…

チェコ・プラハの旧市街城門「火薬塔」

百塔の街として名高い中世都市・プラハ。 しかしこの街にも市壁はもうない。 1760年、旧市街を囲んでいた市壁は取り壊され、前面の濠の埋め立てに使われてしまった。 この火薬塔は旧市壁の名残であり、その前の大通りは「ナ・プシコピェ通り(お濠の上に通り…

インド・アーグラフォート城壁

北インドの都市・アーグラーはムガール帝国の首都。 タージマハルがあることで有名だが、ムガール皇帝の居城・アーグラフォート(要塞)も世界遺産に指定されている。 赤い砂岩で築かれた城壁から「赤い城(ラール・キラー)」とも呼ばれている。2001年訪問。

キューバ・ハバナのモロ要塞

キューバの首都、ハバナは旧市街・ハバナビエハと四つの要塞が世界遺産に指定されている。 これはそのうちの一つ、モロ要塞。スペイン統治時代の1589年、イギリスの海賊(かの有名なドレーク船長)対策として築かれ、現在では市街からは733mの海底トンネルで繋…

ソウル・東大門(興仁之門)

李朝・漢城の4大門の一つ、東大門。 唯一甕城が備えられている。文禄の役時には、ここから小西行長が入城した。漢城(ソウル)は李朝の都城であり、当然東大門両脇からは城壁が伸びていたわけだが、日本統治時代に取り払われた。南大門に関しては昨年放火によ…